■DVD-ROMのバックアップ ----------------------------------------------
XboxのDVD-ROMはパソコンでは認識できないようになっています、ドリームキ
ャストと同じく2セッションで、それがどこから始まるかわからないためです
。
----------------------------------------------------------------------
■まずバックアップするときに用意する物 -------------------------------
@MOD機能のあるXbox本体
AネットワークデバイスのあるPC(LAN)
BルーターかHUB
CLANケーブル(ストレート)
DEvolutionX(ソフトウェア:Xbox)
EFTPクライアントソフト(NextFTPがお勧め)
FXbox ISO Tool(ソフトウェア:PC)
GDVD-RドライブかCD-Rドライブ
Xbox用のソフトウェアはここにあったと思います
----------------------------------------------------------------------
■EvolutionXの起動 ---------------------------------------------------
EvolutionXはXbox用のソフトウェアです、ISO形式なのでCD-RWに書込んでXbo
xで起動しましょう。(CD-Rは認識できないので注意!)

MOD機能が働いていれば普通に動きます、各項目の機能
@MS Dashboard
Xboxはソフトを入れないで起動したとき、Xbox本体の設定をできる画面
が出ます、それの事をダッシュボードと呼んでいるようです。
AReboot
Xboxを再起動します
BSystem Utils
この中には[Network][Harddisk][Flash BIOS]があります。[Network]はXbox
に割りてられたIPアドレスを見ることができます。[Harddisk]はハードディ
スクのパーティション(ドライブ)などの情報が表示されます。[Flash BIOS]
使用しない。
CLaunch Menu
これはラウンチャー機能のデモ項目です、使えません。
上記の項目全てがでません、とりあえずネットワークのIPアドレスを調べて
おきましょう。
----------------------------------------------------------------------
■FTPでEvolutionXをインストールしよう --------------------------------
HUBかルーターにXboxとPCをストレートケーブルで繋げておく

PCでNextFTP(FTPクライアント)を起動してXboxのIPアドレスにアクセス

アクセスできると、IDとPASSを入力しないといけない、EvolutionXではanony
mous:Eメールアドレスでアクセスできます。(OKを押せば良いだけという事)

これでXboxのドライブにアクセスできます、CからZまでありますがCEFXYZは
ハードディスクでパーティション、DがDVD-ROMドライブです。
ハードディスクのパーティションにはそれぞれの使い道があります
[C]システムデータ、DVD-Video再生プログラム等がある
[E]セーブデータ領域、音楽データなどもここに保存される
[F]Xboxを拡張するための空きドライブ?
[X]仮想メモリやキャッシュ(読込み速度アップ)に使われる
[Y]仮想メモリやキャッシュ(読込み速度アップ)に使われる
[Z]仮想メモリやキャッシュ(読込み速度アップ)に使われる
EvolutionXはCドライブにインストールします、まずXboxのISOToolでEvoluti
onXのISOをファイル化しましょう。

Xbox ISO Extracterで行います、ファイルの指定とフォルダの指定をしてボ
タンを押すだけです。(ファイルは後で使います)
再びFTPに戻り、Cドライブを開いてください。その中に[xboxdash.xbe]と言
うファイルがあります、それを名前の変更で[default.xbe]とします。

簡単ですね...次にEvolutionXから取り出したファイルの中の[default.x
be]を[xboxdash.xbe]に変更します。できたらEvolutionXの全てのファイルと
EvorutionXに付いていた[menu.ini]をCドライブに転送します。

これでXboxにEvolutionXをインストールできました。(XboxにFTPで再アクセ
スする場合、毎回再起動する必要があります)
XboxからCD-RWを取り出し、ソフトを入れずに起動します。するとEvolutionX
の画面が出てきます、これはXboxのダッシュボードとEvolutionXを入れ換え
たからです。

これでバックアップの準備が完了です、DVD-ROMのイジェクトボタンを押して
ください。そしてXboxのDVD-ROMを入れます、再度FTPでDドライブにアクセス
しましょう。

DVD-ROMドライブの中のファイルが見えます、Xboxのドライブでは認識してい
ると言うことです。このファイルを全て適当なフォルダに転送(ダウンロード
)します。1.5MB/秒ぐらいの転送速度なので、DVD-ROMドライブが通常の読込
み時どれだけ速度が出ているのかわかります。
転送が完了すれば、ここから2種類のやり方でバックアップをXboxで動作させ
る方法に分かれます。まずDVD-Rなどを使うやり方を説明します、取り出した
ファイルの入っているフォルダをXbox用のISOToolを使い、Xbox ISO Builder
でISO化します。(注意:ねずみくすは完全に認識できないISOを作り出した、
ダブルスティール・Halo・JSRFなどはDVD-RWでプレイできたが、他の人からで
きないと報告がありました。メディアの問題かドライブの問題かよくわかりま
せんがxISOというソフトなら他の人も動いたということです、私もxISOで成功
しています、使い方も良く似ているので、とくに説明しません。これらはMicr
osoft社のコードなどを一切使っていないという非公認版です、Microsoft社製
のソフトを使用すれば確実ですが...)

できたISOをDVD-Rなどに書込みます。サイズが700MB以内ならCD-RWでも可能
です、読込み速度の問題で動かない場合もあります。できたメディアをXbox
に入れて起動します、起動できれば完了です。
次にDVD-Rなどのメディアを使用せずにバックアップを動かす方法です、これ
はXbox内臓のハードディスクから起動する方法です。まずFTPでEドライブに
アクセスしましょう、ここはセーブデータなどを保存する所で5GB程度の容量
があります、他の場所は使わない方が良いでしょう。とりあえずEドライブに
バックアップしたソフトのフォルダを作りましょう、今回は「ねずみくす」
なので[Nezmix (J)]とします。

できたら、DVD-ROMから転送したファイルを全てそのフォルダに転送(アップ
ロード)します。あとはこのゲームを入れた場所を[menu.ini]に書くだけです
、[menu.ini]をCドライブから、持ってきて開いてください(メモ帳)。

このデモラウンチャ項目ですが、[Section]と言うのがフォルダで[Item]がプ
ログラムを起動する項目と言う事がわかります。つまり[Item]にさきほどXbo
xに転送したゲームがあるフォルダをパスとして書けば良いわけです、Xboxの
プログラムは[default.xbe]から起動されることがわかります、ねずみくすに
もそのファイルがあるので、そのパスを書くということ。

[Item]の書き方はこのようです、これを適当な場所に書き加えて上書き保存
しましょう。そして再度XboxのCドライブに戻します。
あとはソフトを入れずにXboxを起動し、[Nezmix (J)]と言う項目がEvolution
Xに出ているので、それを選択すればOK。

DVD-Rなど不要でバックアップソフトを動かせます。
完了...ですが、よく考えるとEvolutionXとダッシュボードを入れ換えた
ので、Xboxのセーブデータ管理や画面出力の変更などできなくなりました。
これを可能にするため、ダッシュボードをEvolutionXから起動します、[men
u.ini]にアイテムを追加して、["Xbox Menu","c:\default.xbe"]とでもパス
を指定してあげましょう。完了!
----------------------------------------------------------------------
|